Photoshop

画像ファイルの解像度

画像解像度にはdpiやppiという単位が使用され、Photoshopではppiで表記されます。
数値が大きいほど高精細になります。スクリーンは離れて見るので紙の印刷物と違い、72~150dpiほどでも問題ありません。
よくあるケースでは、画像をIllutratorで拡大してご使用され50dpi以下になっているケースがよくございます。
実寸で72~150dpiになるようにしてください。
「イメージ」メニュー→「画像解像度」
印刷サイズ等倍で解像度が適正か確認してください。

推奨保存形式

使用されるPhotoshop画像は、EPS形式での保存を推奨しております。
安定性の高い画像形式ですが画像を統合しないと、EPS形式で保存できません。入稿画像はレイヤーを統合してください。
PSD形式での保存でもOKですが画像に透明部分がある場合、配置した画像がIllustratorのドキュメントより小さいと、画像のアウトラインに白い線が出てしまう可能性がありますのでドキュメントと同じサイズにして配置してください。

保存オプション:エンコーディング:JPEG - 最高画質(低圧縮率)
JPEG - 最高画質(低圧縮率)は画像品質を劣化させずに保存ができおすすめです。
バイナリ/ASCIIは画像品質を落とすことなく保存できますが、容量が大きくなります。
その他のJPEG圧縮は画像品質が低下してしまいます。
チェックボックスはすべてオフしてください。
TIFF形式もDTPでよく使用される画像形式で、レイヤーなども保存できますが、入稿データの画像は統合しておいてください。
Photoshop DCS形式はご使用にならないでください。ファイル拡張子が「eps」となり、EPS形式と判別が付かなくなります。
保存形式でよく使用されるJPEG形式は、保存を繰り返すたびに画像に圧縮がかかり劣化するので、印刷データとしては適していません。
GIF/PNG/BMP形式はCMYKカラーモードで保存できませんので印刷には不向きです。